ふと去年を顧みる夜更け


夜更けにふとOutlookのスケジュール表を去年に走らせてみる。
2010/3/1(MON) 18:00~ミーティング(蕪屋)
そう、この日は我々5人の初顔合わせの日だったのです。

マイケルとは面識がなくてこの日に「初めまして」でした。
ハックとはBrown SugarやHoney Bunny等色んなバンドでやってたし
OZさんはYellow Jackets時代に何度かヘルプでお邪魔してたし
Connie姐さんとはしょっちゅう祇園の道端で会ってはいたものの(笑)
一緒に音出すのはめったに機会がなかったしなあ。
(ちなみに姐さんと初めて一緒に演奏したのは
1997年の大晦日、今は亡き神戸ポートピアランドの水上ステージでしたねw)

ま、近くに競合店が多い祇園界隈ですから、
同じ日にこの5人が他の店に散らばって演奏してた事はあったでしょうけども
色んな縁が重なってあの日蕪屋さんに集まったのです。
あの時、「ああ、また呑めないのはオレだけかあ」と天を仰いだのはナイショだ。

そしてなんやかんやと1年間、毎週演奏してきました。
幸いにもたくさんのお客さんに喜んで頂きまして
我々も楽しく演奏させてもらっております。

ここでもっと大きく振り返ってみると、
ケントス1号店(六本木)がオープンしたのは1976年(!)
ワタクシ、まだ5歳ですよw
そして1985年から全国展開を開始して1986年に京都店がオープン。
そこから25年の歴史が流れて今に至るわけです。
考えてみたらすごい年月ですね。

主にケントスで演奏されてきたのは「オールディーズ」と呼ばれる音楽。
この「オールディーズ」という言葉が指すのは
ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が
リリースされた1955年からビートルズがアメリカのチャートを席巻する1964年までのアメリカの音楽を当時は指していました。
(とはいってもここら辺の線引きってけっこう曖昧だったりしますが。)

1976年のオープン当時は「ほんの20年前のヒット曲」だったんですねえ。

2011年の今、クラブとかで「オールディーズナイト」と名打ったイベントでは
大抵、1970年代後半のステップダンス系のディスコナンバーがかかります。
自分でもFAUN TIMEというバンドで長い事ディスコイベントをやってるので
肌で感じる事ですが、選曲がなっかなか難しいのです。
一口にディスコと言ってもステップダンス~サーファー系、バカ系、ユーロ系などとっても細分化されてるので、お客さんのニーズを満たすのは大変!

よく考えてみると、1955年当時に20歳で青春を謳歌してた方というのは
なんと戦前生まれって事になります。今では76歳に!

ブラック・ダイヤモンドのレパートリーの中で一番新しい曲を調べると
夏限定でHuckが歌っていたビーチ・ボーイズの「ココモ(1988)」になります。
(個人的には高校の時の思い出の曲だ!)

結成してから、あれやこれやと色んな曲を演奏してきましたが
2年目は「もう少し幅を広げよう」というコンセプトで活動していく予定です。
1971年生まれの自分が
ああ、懐かしいなあこれ。よく聴いたなあの頃」という曲も
レパートリーに追加していきたいと思います。

週一回のこってりラーメンの様な我々のステージですし、たまにはええかなと。
まあ、やってアカンかったらやめたらええがな」という中堅ならではの老獪さを活動の根っこにしながら色々と試して行ければなあ、と思ってます。

皆さんにとっての「オールディーズ」に出逢えたなら
演奏している我々もうれしいですからね。

2年目の我々の活動もぜひ応援してくださいね!

さて、明日は姐さんの誕生日イベント。
そして17日(SUN)は我々の結成1周年イベントです!
またまた色んな曲を演奏しますぜー!

Written by:Eddie(Guitar)

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