9月、最後のライブになりましたねえ。
気づけばいつの間にか楽屋のエアコンもOFFのままでして
あっという間に喫煙場所で衣装の上からダウン羽織って震えながら
タバコをふかす季節がやってくるんだなあ、と思うと感慨深いものがあります。
そういえば、このブラック・ダイヤモンドサイトがオープンしてもうすぐ1年。
オープンして以来全てのライブの記録を付けてきたわけですが
消えたレパートリーもけっこうありますねw
新陳代謝こそが生きる為には重要な事。
なので、これからも色々と試行錯誤をして参りますわよ。
今日は比較的ゆったりとしたライブでして、
コニー姉ちゃんとのおしゃべりもかなり多めとなりました。
何も仕込まずともネタを提供する姉ちゃんの安定感には定評がありますが
まさか「素顔になれなくて」というど真ん中ストライクを投げてくるとは・・・・・
最近よくリクエストを頂くビリー・ジョエルの「素顔のままで」なんですが
多分、姉ちゃんの中ではシカゴの「素直になれなくて」が
ミックスされてしまったのでしょう。(この曲も名バラードですけどねw)
「素顔になれなくて」と口にした瞬間、
どこのママさんの哀歌(エレジー)かと言わんばかりの響きに
頭の中で、一夜を共にしても朝が来るのが怖い、みたいな歌詞が
浮かんでしまいますね。これがインスピレーション?(違うか)
ま、与太話はこれぐらいにしといて本日の新レパートリーをば。
まずコニー姉ちゃんが歌う「夢見るシャンソン人形」から。
1965年のヒットナンバーで原題は「Poupée de cire, poupée de son」。
直訳すると「蝋の人形、ヌカの人形」という
夢もシャンソンもどこへ行った的な曲名なんですが
もともとはフランス・ギャルという「そのままやんけ!」的な女性が歌ってた
フランスのポップスナンバーです。
日本でも中尾ミエさんや弘田三枝子さんが当時、競作としてリリース。
それ以降はキャッチーなメロディーな事もあってか
さまざまな人にカバーされております。
アレンジは原曲で、歌詞は日本語という形に仕上がりました。
2曲目はクールスのデビュー曲「紫のハイウェイ」をワタクシが。
http://www.youtube.com/watch?v=zKtzgUafm2o
初期メンバーのリード・Voだった館ひろしさんが歌っているんですが
なぜか彼の中ではクールス時代の事は黒歴史になっているようで・・・w
この曲は近所の悪そうなおにーちゃんの車の中でよく鳴ってたので
小さい頃から知ってたんですが、バンドでやった事はなかったんすよねえ。
ちなみにこの曲の作曲者は矢沢のエーチャンです。(ペンネーム提供ですが)
期せずして日本語の歌詞の新曲が2曲って事になりましたが
両方よろこんで頂けた様で、しばらくは定番化する予定・・・w
それにしても3ステージ目は11曲中8曲が日本語の歌詞という
偶然とは恐ろしい的な感じになっておりました。
こうやって思い返さなければ誰も気づかなかった気もしますが
これも我々のわけのわからん選曲のなせる現象かもですね。
最終ステージでは「あ、OZさんの『恋の日記』聴きたい!」と
急にワガママを言い出したワタクシに、
他のメンバーはイヤな顔もせず(緊張で引きつってはいたかもだけど)
快く「いいよ!」っと言ってくれまして、ぶっつけで強行。
たぶん結成以来初めての演奏だと思いますが、
逆にその緊迫感が作用したのか、ものっそタイトな演奏になりました(笑)
てなわけで今日の記事はこれでおし「マイケル」っと。
「おはようからおやすみまで」あなたのブラック・ダイヤモンドでした!
今日のセットリストはContinue Readingからご確認下さいー。